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2026-03-30

石川の海を守るアクセサリー作家・川崎さんの挑戦|海洋プラスチック問題とワークショップ

Takaaki Yoneda
Takaaki YonedaI interview local people working for better environment while working as a software engineer. I also make environment and nature themed board games(also as apps).https://wyld-crd.org

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石川の海を守るアクセサリー作家・川崎さんの挑戦|海洋プラスチック問題とワークショップ

カエルデザインでアクセサリーデザイナーを務める川崎さんのワークショップを直接見てみたいと思い、お願いして同行させていただきました。ワークショップには多くの子どもたちが参加していました。

特に印象的だったのは、子どもたちと目線を合わせ、共感を引き出すよう工夫された講義です。

その後の「海洋プラスチックごみを使ってキーホルダーを作ろう」では、制作中の高い集中力と、完成後の楽しそうな雰囲気が印象に残りました。

川崎朱美子
Interviewee 川崎朱美子 Kaeru Design
Takaaki Yoneda
ワークショップの構成について教えてください。
川崎朱美子
スライドを使った講義では、子どもたちの目線に立って共感できる内容になるように意識しています。 講義だけだと記憶が薄まっていきますが、その後にアクセサリー制作という形に残る体験を入れることで、制作物をみた時にまた、思い出してもらえたら嬉しいです。
Takaaki Yoneda
なるほど!物に残せるのは大きな効果がありそうですね。 こういった現在の活動を始めたきっかけはありますか?
川崎朱美子
障害者施設での雇用促進のお手伝いとして始めたことがきっかけです。 その後の活動を通して海にあるゴミの現状を実感してからはこの状況を放っては置けない気持ちになりました。
Takaaki Yoneda
石川の海に対して、特別な気持ちや思い出はありますか?
川崎朱美子
海水浴場と呼ばれる場所を全部まわって見ましたが、どこでも間違いなくプラスチックはあるということに気づきました。石川県という美味しい魚が有名で綺麗な海であってもそれは変わりません。 思い入れとしては、何年も繰り返し海岸をまわっていく中で石川の海に愛着のようなものが湧いています。また、能登の綺麗な海の景観がこの先も見れるように守っていきたいです。
Takaaki Yoneda
ウェブサイトで拝見したのですが、金沢大付属特別支援学校の生徒さんによる、海洋プラスチックごみに関する調査について教えて頂けますか?
川崎朱美子
調査活動は一度ご依頼を受けて行ったワークショップがきっかけで始まりました。川の上流から下流、そして海沿いを歩き、プラスチックゴミを回収・調査しています。 研究や調査は継続性が低く、途中で終わってしまう事が多いのですが、生徒の皆さんがこのプラスチックゴミの文字はいったい何語でどこから来ているのか?というような純粋な興味からの学習を進めているため、ずっと継続できています。 その継続への評価もあって、日本海洋教育学会での「海洋プラスチックごみ問題」発表で、NICE Presentation賞にの受賞に繋がったのかと思います。
Takaaki Yoneda
興味を持っている場合の学習効率はすごい高くなりそうですね! それ以外にも、海岸清掃活動もされていますが、気力の源みたいなものはありますか?
川崎朱美子
知合いと会ってお話しをしにいく感覚でいるのでいつも楽しく活動する事が出来ているのだと思います。
Takaaki Yoneda
なるほど、アクティビティーとして捉えると全然違って見えますね! 穴水の保育園での活動は、どんな思いで続けられていますか?
川崎朱美子
過疎化が進んでいく状況の中で、帰ってこれる場所、心地良い居場所となるようなコミュニティー作りに貢献できたらいいなという思いで続けています。 また、保育園だと園長先生が変わる事はあまりないので継続して一貫した活動ができる点が大きな魅力です。
Takaaki Yoneda
これらの活動は「次の世代へ海をつなぐ」にも繋がりを感じます。この言葉に込められた想いはありますか?
川崎朱美子
今の子供達が大人になった時に、現在の私たち大人が持つ、プラスチックに対する常識とは違った常識を持っていて欲しいと思います。 子どもの頃から環境への意識を育てることで、社会全体の考え方が変わり、環境問題の解決につながっていくと思います。将来も美しい海が残っていることを願っています。
Takaaki Yoneda
最後に、活動を続るモチベーションのソースなどはありますか?また、活動に参加・応援するにはどうすればいいですか?
川崎朱美子
子供達が喜んでくれている姿を見る時が一番嬉しいです。 活動については、InstagramやNPOいしかわ海洋環境保全の会HPで情報を発信しています!

インタビューありがとうございました!
川崎さんはカエルデザインの他にもNPO石川海洋環境保全の会として活動もされています。そちらで賛助会員も募集されていますのでご興味のある方はチェックしてみてください。

Instagram
NPO石川海洋環境保全の会