白山自然保護センターでは、白山の生態系の保全対策の一環としてオオバコなどの外来植物の除去作業をされています。また、除去されたオオバコを使ってお茶を作るといった活動もされています。
※オオバコ茶には、咳や痰を鎮める、むくみを改善する、便秘を改善するなどの効能があるとされています

オオバコは繁殖力の強い植物で、元々は白山に生えていませんでしたが、靴底やカバンなどに種が付着して広がっていったと考えられています。
オオバコなどの外来種が繁殖を続けると、白山に元々ある高山植物の居場所がなくなるため、生態系への影響が懸念されています。定期的にボランティアの方々がこれらを手で除去する活動を行われています。また、外部の種を靴底から落とすためのマットを登山道に設置するなどの努力によって、貴重かつユニークな白山の生態系が守られています。




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