「農業体験とタケノコ掘り2026」
高齢化が進み人口減少や後継者の不足が懸念される里山地域の問題に積極的に取り組まれているNPO法人くくのちが主催するイベント「農業体験とタケノコ掘り2026」に参加してきました。

当日は40名ほどの参加者が集まり、二つのアクティビティが行われました。小さなお子さん連れの家族が多く、土に触れたり虫を見つけたりと、子供たちが楽しそうに走り回っている光景が印象的でした。街中では味わいにくい自然との距離感を、家族で共有できる貴重な機会になっていると感じます。
一つ目は、さつまいも(紅あずま)の苗植え。5cmほどの深さに穴を掘り、苗の向きを揃えて植えていきます。合計100株を皆で手分けして植えました。秋ごろには収穫イベントも予定されているとのことで、植えた苗がどのように育っていくのか、今から楽しみです。

二つ目は、たけのこ掘り。スタッフの方によると、親竹を切らずに放っておくと竹林はどんどん広がり、継続した整備だということでした。緑色をしている竹は若い証拠で、たけのこの成長スピードは驚くほど速い。参加者がたけのこを掘り出していくこの体験そのものが、里山保全に直接つながっているという点が印象的でした。
背景として伺ったのが、里山地域が抱える深刻な課題です。今後10〜15年で人口が2/3にまで減少すると言われています。 昨年、私が個人的に参加したくま共生ハッカソン(ボードゲームアプリPair Bearを制作しました)で聞いたお話では、人の手が入らなくなった山が荒れることで、近年話題になっている熊の市街地への出没にもつながっていると考えられています。 一見遠い問題のように思えるこうした出来事が、実は里山の現状と地続きであることを再認識できました。

感想
東原町以外の里山地域でもこういった活動が広がって行って欲しいと思います。地域毎に解決方法は異なるのかなとは思いますが良い成功例として参考にする事でコアとなるフレームワークが生まれてくる可能性も感じました。 また、活動を経験した方々が火種となって別の地域の活性化につながっていくのではないかと思いました。
イベントでお忙しい中、快くインタビューに応じてくださった小中さん、色々教えてくださったスタッフの皆さん、ありがとうございました。